「禁酒セラピー」感想
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アレン・カーさん著『禁酒セラピー』を読んだレビューを書いていきます。
アマゾンでのレビューも多く、禁酒に関する本では有名な本みたいです。
お酒を飲むのをやめたい人は、この本必見です!
「禁酒セラピー」について
この本の著者・アレンカーさんは、イギリスの禁煙活動家です。
この禁酒セラピーよりも、「禁煙セラピー」という本の方が有名です。
72歳ですでに亡くなられているみたいですね。
- 子どもはジュース、大人はお酒
- お酒は楽しい
- ストレス解消になる
- お酒を飲むと外向的になれる、勇気が出る
など、「お酒は良いものだ」と言われることに対して、その幻想を解いてくれる本です。
本書はアルコール依存症の人向けに書かれていますが、依存症までとはいかなくても、お酒に対して疑問を持っている人にもおすすめです。
お酒に利点は一つもない
本書では、お酒に利点は一つもない、ということが説明されています。
最初に飲むお酒はまずい。けど、多くの人は飲み続けて味に慣れ、美味しいと感じるようになります。
本当は、最初の「まずい」という感覚の方が、正しかったんじゃないでしょうか?
「お酒はストレス解消になる」とよく言われますが、お酒は五感を麻痺させるために、不快感を一時的に感じなくなるだけです。
問題が解決したわけではなく、ますます問題が悪化していまいます。
パーティー、結婚式、飲み会、歓迎会などで、お酒が出てきますよね。
こうったそもそも楽しい場で飲むから、結果、「お酒は楽しい」と思うだけです。
本当は、お酒がなくても楽しめるんですよね。
大事なことは、人生を楽しむこと
本書が伝えていることは、お酒をやめたら人生の楽しみが半減するのではなく、むしろ人生をより楽しめるようになる、ということです。
本では、「お酒をやめたからといって、ライフスタイルを変えないこと」とあります。
飲み屋、パーティーで、いつのまにかお酒を飲まずに楽しく過ごせるようになっている、お酒をやめたことすら忘れている、そのような状態になるのが理想ですね。
つらい気持ちで禁酒するのではなく、お金、健康、時間を手に入れられる!とわくわくした気持ちで禁酒をするといいですね!
私も、お酒なしで友達付き合いや社交の場、人生を楽しむ方法を探求していきたいと思います。