1泊2日の屋久島観光。アクセス方法やおすすめ観光地をご紹介


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長年鹿児島に住んでいた私ですが、初めて屋久島へ旅行に行きました!

屋久島といえば壮大な自然を感じることができる場所、といったイメージがあるんじゃないでしょうか。

有名な縄文杉までや、白谷雲水狭のトレッキングなんかが人気です。

かなり時間がかかるため、色々な場所に行こうとしたら2泊、3泊くらい必要になります。

けれど今回は、鹿児島市内から1泊2日で屋久島に旅行に行ってきました!

1日目はお昼から縄文杉まで登り、夜は大川の滝、湯泊温泉に行き、2日目は白谷雲水狭で太鼓岩まで登って、12時のフェリーで帰るといったハードスケジュールでした。

旅行なのに時間に追われていてきつかったです(笑)もっとゆっくり見て回るには、2泊以上することをおすすめします。

自然がある中で体を動かすことができて、健康的な旅行になりました。

鹿児島市内から屋久島へのアクセス、屋久島での観光地やそのアクセスについてもまとめたので、屋久島へ旅行に行く際にはぜひ参考にしてください。

鹿児島市から屋久島へのアクセス

鹿児島市内から屋久島へ行くには、フェリー、高速フェリー、飛行機の3つのアクセス方法があります。私が使ったのは、高速フェリーです。

  • フェリー(屋久島2) 4時間 往復9,500円
  • フェリー(はいびすかす) 3時間40分 往復7,600円
  • 高速フェリー(トッピー) 2時間~2時間 往復16,200円(7月~)
  • 飛行機 40分 片道約7,000~14,000円



フェリーは値段が一番安いですが、時間がかかるのが難点です。時間がある方には値段が安いのでおすすめです。

飛行機は早めに予約すれば、フェリーと同じくらいの安さで買うことができるんですね。一番短い時間で着きます。

県外から鹿児島空港に来て、そこから乗り換える場合だと楽ですね。けど鹿児島市内から行くとなると、わざわざ空港まで行くのは手間がかかります。

私は時間が無く、市内から屋久島へ向かったので、高速フェリーを使うのが一番便利だと思ったので高速フェリー(トッピー)を使って屋久島へ行きました。

トッピーは、種子島経由だと経由しない場合に比べてかかる時間が長くなるので注意してください。

時間や運賃を比較して、自分に合った方法で移動してくださいね。

屋久島観光1日目

屋久島観光1日目は、7:45発9:45着のトッピーに乗って鹿児島本港から屋久島に向かいました。

屋久島の宮之浦港に着いたら、予約していたレンタカーの人が出迎えてくれました。

港の横にすぐ駐車場があるのでそこでレンタカーを借り、帰りはその駐車場に停めておいてね、という感じです。

バスで移動することもできると思いますが、便利さを考えるとレンタカーを借りた方が良いです。

屋久島は、ほとんど一車線しかなく基本ずっと直進する道路になっています。車も人も少なかったので運転はしやすかったです。

レンタカーを借りると自由度が高くなるので、借りることをおすすめします。

縄文杉

屋久島に着いて1日目は縄文杉まで登山をしました!

屋久島は雨が降ることがとても多いみたいですが、天気が良い中で観光することができました。

縄文杉まで登る時には、まず荒川登山口まで向かう必要があります。

荒川登山口までは3~11月の間はマイカー規制がされており、レンタカーなどの車では登山口までは行くことができません。

荒川登山口まで行く方法は、屋久杉自然館まで車や路線バスで向かい、そこから、

  • 荒川登山バス
  • タクシー

この二つのどちらかで行く必要があります。


バスの場合は、時刻表を合わせて見ておく必要があります。

私はお昼から登り始めたのでバスが無く、タクシーで登山口まで向かいました。料金は5,000円でした。

運転手のおじちゃんが色々話してくれて楽しかったです。

登山口に向かうまでに、サルや鹿を見ることができました。


縄文杉までトレッキングをしてかかる時間は、往復8~10時間といわれています。

10時間というのは、ツアーをつけてお昼ご飯を食べたり休憩する時間を含めた時間になるので、多めにみてそのくらいの時間になるようです。

かなり時間がかかることやバスの時間もあるので、早朝の5~6時頃から登り始める人が多いです。バスの最終便は18:00なのでそれには間に合えば大丈夫です。間に合わなくてもタクシーを呼ぶことができます。

屋久杉自然館までレンタカーで向かい、そこからタクシーで荒川登山口まで行きました。

私は1泊2日の屋久島旅行だったので、屋久島に着いた1日目の12:00頃から登り始めました。

縄文杉の日帰り客でお昼頃から登り始める人はなかなかいないそうです(笑)

縄文杉まで行ったところに避難小屋があり、そこに寝泊まりする観光客もいるそうです。

実際に私が登ったときも大量に荷物を持ったおそらく1泊するであろう観光客を見かけました。


お昼頃から登り始めたので最初の方の道は人も全然いなくて、走って登ったので往復5時間半で行き来することができました。

タクシーで帰ることも考えていましたが、バスに間に合いました。



早朝から登り始める人が大半なので、通常は前の人のペースに合わせて登る感じになると思います。道も1人分通れるくらいの幅しかないので…。

最初の8キロはトロッコ道が続いています。以前は整備されていなかったのが整備されて歩きやすくなっていました。

ロッコ道が終わったら残りの3キロはでこぼことした山道となっています。岩は滑りやすく、一つ一つの高さもあるのでかなりきつかったです。


結構上まで登ると、ウェルソン株のハート形を見ることができます。

行きは、私たちとは逆で降りてくる人たちがそこで休憩をしており写真を撮るのを後回しにしましたが、帰りは誰もいなかったので写真取り放題でした。

スピードもかなり上げて登ったので縄文杉まで行くのはとても辛かった思い出です。

けど登りきって、縄文杉を見た時は達成感と感動がありました!

神秘的な感じですね。誰もいなかったので思う存分写真を撮ることができました。

屋久島といえば縄文杉!」と思ってて、ずっと行ってみたかったので願いが叶いました。

ここまでたどり着くのは結構大変ですが、とても楽しいです。


帰りのバスに間に合わせるためにまた急ぎ足で下っていきました。

登山口まで帰ってきたらもう足が本当に痛くてしょうがなかったですけど…!

念願の縄文杉を自分の目で見ることができてとても満足です。

【夜ご飯】いその香り

宿泊した場所は、「コテージ くつろき」です。管理者の方も優しくて良かったですよ。

部屋の説明や翌日鍵をどこに置いておくなどの説明があり、屋久島のおすすめのレストランや観光地を教えてくれました。

そこでおすすめされた「大川の滝」「湯泊温泉」へ夜に行くことにしました。

一旦シャワーを浴びて、夜ご飯を食べに行きました。

夜ご飯は、ネットでも評価の高かった、安房町にある「いその香り」へ行きました。

ここでは、海鮮料理や魚介料理を食べることができます。

私が食べたのは、おまかせ寿司(汁つき)です。

この日はいくらが無いということで残念でした…。

カメノテの蒸し焼き」というのも頼みました。

カメノテって何だろうと気になったので注文してみました。

見た目はあまり食べたくなるようなものではありません(笑)でも美味しかったですよ。

お店の人の接客も良く、どこを観光したのかなど少し話をしました。

美味しいお寿司を食べてお腹も満足したところで、大川の滝と湯泊温泉へ向かいました。

大川の滝

大川の滝までは車で1時間くらいかかり、行ったのは時間が21時過ぎ頃で外は真っ暗でした。

肝心の滝は暗くて全く見ることができませんでした。

滝は夜に見に行くものではないですね…。(笑)

車のライトが無ければ本当に真っ暗です。

今回は時間が無かったので昼間に滝に行くことはできなかったので仕方なかったです。

でも迫力があって見る価値があるそうなので、時間がある方はぜひ見に行ってみると良いと思います。

私も見たかったです…。見ることはできませんでしたが、滝の音だけ堪能してきました。

湯泊温泉

屋久島では、脱衣所が無く海岸での温泉を楽しめる場所として「平内海中温泉」や「湯泊温泉」があります。

平内海中温泉は混浴で、さらに時間が合わないと入れないということもあって、湯泊温泉に行きました。

海岸での温泉なんて初めてでした。

夜に行ったので、星空を眺めながらの温泉は気持ちいいだろうなあと思い行きました。

湯泊温泉では、協力金として100円を払います。脱衣所は無く、岩の影に隠れて服を脱いで入ります。

夜で暗くてほとんど見えない状態だったので恥ずかしさは無かったですが、昼間だと体を隠すものが必要かなと思います。

男女の湯の境目には申し訳程度の仕切りがあるのですが、覗こうと思えば簡単に覗くことができると思います(笑)

夜に行くとそういうことは考えなくていいですが、明かりが全く無いため歩くのが怖かったですね。

明かりもつけられないため、夜に行くとそこが不便です。

お湯につかりながら星空を眺める時間は、とても優雅でした。

少し不便さはありますが、珍しい体験なのでぜひ行って入ってみることをおすすめします!

屋久島観光2日目

白谷雲水峡

2日目は、もののけ姫の森でも有名な白谷雲水峡へ行きました!

屋久島観光2日目は、帰りのフェリーが12:00頃だったので朝6:00くらいにコテージを出発しました。

ゆっくりする暇がないくらいに観光を詰め込みました(笑)

白谷雲水峡までは車で行くことができます。駐車場に車を停めて、登山開始です。

どれくらいの距離を歩くかによってコースがあります。

私は、最後まで歩く太鼓岩コースを行きました。太鼓岩コースは、往復4時間かかるといわれています。

太鼓岩までかなり近づいたところに、もののけ姫の森があります。

この日も天気が良く、自然がとてもきれいでした。

太鼓岩まで着くと、壮大な景色が待っていました。

こうしてみると落ちてしまいそうで怖いですね…!

フェリーの時間があったので、これもかなり急いで往復2時間で行くことができました。

前日の縄文杉の足の疲れが残っていたので大変でしたけどね。

この2日間、縄文杉、白谷雲水峡の二つを登ることができたので、屋久島観光はとても満足しました!

まとめ

旅行でこんなにも山登りをしたのは初めてでしたが、無事どちらも登ることができました。

屋久島では、屋久島最高峰である宮之浦岳もあります。

かなりきついらしく、体力に自信がある人はこちらも挑戦してみると良いですね!

今回は1泊2日で縄文杉、白谷雲水峡を登りましたが、通常は2泊3日もしくはそれ以上のプランを立てることをおすすめします。

私ももう1泊あれば大川の滝もお昼に見に行くことができたし、屋久島のグルメをもっと楽しむことが出来たなあと思います。

時間をかけて頂上まで登った感動や達成感はとても気持ちの良いものですよ。ぜひ屋久島に観光することをおすすめします!

屋久島の観光プランを立てる際にこの記事が役立つと幸いです。