『内向型を強みにする』レビュー!自分の長所を知って活かす


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内向型を強みにする

ちょっと前、内向型の自分の性格に悩み始め色々と調べていると、いくつか内向型についての本があることを知りました。

それで、結構評判の良い『内向型を強みにする』という本を読んでみました。

 

根っからの内向型人間としては、内向型の特徴が書かれてあるところを読むと「分かる~!」となります(笑)

内向型の人間が上手く生きていくにはどうしたらいいのか?ということについて、この本で学んだことについて書いていこうと思います!

 

 

本の情報

この本の著者は、マーティ・O・レイニーさんという方です。

調べてみると、他には『小心者が世界を変える』という本を書かれていました。

 

このマーティさんも内向型で、実際の生活や臨床心理士としての経験から得たことを本にまとめてくれています。

マーティさんの夫は外向型で、二人の性格を比較する形で説明されています。

 

この本を読めば、内向型、外向型の特徴、考え方、振る舞い方について深く知ることができ、生活のヒントを得ることができると思います!

 

内向型と外向型の違い

まず、内向型と外向型の違いについて押さえておきます。

内向型はエネルギーを自分の内側から得るタイプで、生活をしていくには一人の時間が必要になってきます。

反対に外向型は、エネルギー源を外との関わりの中から得るタイプで、人と関わる刺激を受けることを好みます。

 

内向型と外向型の目立った特徴はこのエネルギー源の獲得の違いから説明できますが、中にはどちらとも言える中間に位置する人もいるかもしれません。

また、内向型も適度に人付き合いは必要であり、そして外向型も一人の時間を設け、バランスを保つ必要があります。

 

私はまさに内向型の特徴に当てはまりまくります(笑)

内向型診断として書かれてある特徴をいくつか挙げると、

 

  • 自分ひとりか、少人数が好き
  • 深く付き合っている人だけを友達と思う
  • 聞き役になることが多いが、自分の好きな話題だと話す
  • 行動する前に考える

 

めちゃめちゃ自分の特徴を表しているな~と思いました。

世の中は外向型人間の方が多く、外向型に住みやすい社会になっているので内向型は肩身が狭く感じてしまうんですね。

 

内向型も外向型もいてバランスがとれる!

内向型や外向型というのは、生まれつき性質が決まっているものなんですね。

内向型の自分の性格に悩んでいて、変えようとしている人もいるかもしれませんが、無理に自分を変えようとする必要はありません。

 

とっさに行動する外向型と、深く考える思考力を持つ内向型、どちらもそれぞれの強みがあり、世のなかが上手くいくためにはどちらも必要であるということです。

 

また、本には、カップルの性質によって付き合い方のコツ、子育ての仕方が書かれています。

 

内向型の自分を否定することなく、堂々と生きることが大切です。

しかし、内向型の性格は人に理解されにくかったり、誤解されたりすることが多いというのが現実です。

 

仕事や人間関係においてもっと円滑にできるように、どういう振る舞いをしたらいいのか?ということについても書かれていたのでまとめてみたいと思います。

 

内向型人間の振舞い方

相手のために工夫する

内向型はなにか考えがあっても口に出さないことが多く、それを見て外向型の人間は「何を隠しているのか」などのと不安に思ってしまいます。

深く考えて発言するのは内向型の強みです。しかし時には、ふと思いついた考えを口にすることも大切です。

 

良く言うと、中途半端なことを言わないということなんですが、思ったことをそのまま言ってみると良いんですね。

間違ったことを行ったり失敗することを恐れずに、発言することが大事です!

 

私も少しずつですが、きちんと自分の思ったことは言うことを心がけています。

 

たまには自己主張する

相手に遠慮して自己主張できないこともよくある特徴です。

なので、仕事においてなどで正当に評価されないことがあります。

 

人は簡単には傷つかないことを知り、たまには自己主張することが大切です。

また、仕事においては自分の能力を誇示する、上司にきちんと伝えることなどが必要です。

 

ほんとに、私ももっと自己主張できるようになりたいです。

自分のやっていることに自信を持って、周りの人にそれをきちんと伝えることをやっていきたいですね。

 

対立することも恐れないことが大切なんでしょうね。

 

人との関わりではバランスを大切にする

内向型は一人の時間が好きな人が多いので、パーティだったり飲み会などには行きたくないと思う人が多いですよね。

私もそういう集まりは面倒臭いと感じてしまいます…(笑)

 

しかし、別に人と関わりたくないとか思っているわけでは無く、騒がしい雰囲気に圧倒されて疲れてしまうだけなんですよね。

こういう集まりにおいては、同じく静かな空間を好む人と会話を楽しんだり、聞き役に徹したりしたら良いかもしれません。

 

皆が話す人だけでは会話は成り立ちません。聞き役を必要としている人がいることを知っておくと良いです。

そして、こういったイベントの後にはしっかりエネルギーを回復するための自分の時間を取って、バランスをとっていくのが良いですね!

 

自分の強みを活かす!

人にはそれぞれ強みがあり、一般的に生きづらさを感じている内向型にもたくさんの強みがあります。

自分の性格・強みを知って、それを活かすことが大切です。

 

本では、どういう時にもユーモア・遊び心を忘れずに日々を楽しむことが重要だと書かれています。

自分の性格を活かして、毎日にユーモアを持って楽しく生きること。これを大切にしていこうと思います!